「生活と消失の歌」

 

アイドンノウザフューチャー
茜の空は君の街までまだ続いているかな
退屈なのさ　死にたくなるのさ
未来はいつでも純粋すぎたよ

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アイドンノウザフューチャー
気がついたらこの部屋で僕またひとりぼっちでさぁ
君がいないのは夢みたいだな
君がいたのは夢みたいだな

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八月の水槽みたいに濁った頭の中
かき乱してパレードがまた続いていく
六月の湿った空気に僕は溺れて
すべて過ぎ去っていった

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いつの日かすべてのことを歌にしたいのさ
そうしないと僕らは　すぐに忘れてしまうんだ
雨上がりアーケード　路地裏の喫茶店　逃げる野良猫おっかけてた背中

こうやってすべてのことを歌にできたなら
ぼやけきった頭も　きっと少しだけ晴れるでしょう
休日のプラットフォーム　頬撫でた夕凪　手をつないでのびていく影

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だから音楽がやむ前にまた君のこと
思い出して未来が巡っていく
幸せささよならがここにあるから
僕はいつだって夢を見てられた
ありがとう

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いつか僕の歌は鳴り止んでしまうけど
それでもいつだって　生活は続いてくんだ
テーブルのビールジョッキ　読みかけの小説　

はきつぶしたコンバースのスニーカー

やがてすべてのことを歌にできたなら
何もかも意味を失って　僕は笑って消えるでしょう
君がいないのは夢じゃないのさ
君がいたのは夢じゃないのさ